転倒・骨折・介護予防のために。転倒予防について

こんな人が転びやすい〜動脈硬化傾向の人〜

高齢者で転びやすい人の特徴がいろいろと分かってきました。太りぎみで、健脚度が弱く、動脈硬化の傾向がある方は転びやすいようです。

年齢とともに「足の力が弱くなる、すばやく動けなくなる、目が悪くなる」などの機能の衰えによって転倒しやすくなります。さらに、それだけでなく、動脈硬化傾向による運動機能・知覚機能の衰えによって、転倒しやすくなることが分かってきました。

それは、高齢者で転倒しやすい人はHDLコレステロール値が低く、中性脂肪・総コレステロール・動脈硬化指数の値が高い傾向にあります。これは日常生活において運動不足状態や過食の状況から体力・運動能力の低下と身体機能の衰えが生じ、その結果、肥満・過体重になり、運動不足をさらに助長することが考えられます。したがって、この悪循環をどこかで断ち切らなければなりません。



HDLコレステロールとは

「善玉コレステロール」と言われ、血管の壁にとりついた脂肪を取り除き動脈硬化をむしろ防ぐ作用をします。一方、LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と言われ、余分に取りすぎた栄養分が原因となり血管の壁にとりついて動脈硬化をおこします。

     
 
動脈硬化指数の求め方
 
 総コレステロール値 - HDLコレステロール 

HDLコレステロール
 
     
・ご自分の動脈硬化指数を計算する

健康診断の結果などから、ご自分のコレステロール値などがおわかりになる方は、ぜひ調べてみてください。計算の結果が、4よりも大きければそれだけ動脈硬化指数が高くなり、危険度も高いと考えられます。

日常生活の悪循環
協力:暮しの手帖社, 後援:日本骨粗鬆症学会 C yutakanahone-suishin-iinkai