転倒・骨折・介護予防のために。転倒予防について

転ばないための日常の工夫 〜上手な靴の選び方〜

「自分の足の大きさを正確に計測したことはありますか?」

パンプスなどのファッション性の高い靴は、先が細かったり、ヒールの部分が小さかったり、足の甲を覆っていないため、長時間歩く場合には向いていません。
まずは、自分の足と靴をチェックしてみてください。

     
 
チェック1 靴のつま先部分がこすれていませんか?
何度かつまずいていると考えられます。
チェック2 靴が指のところで曲がっていませんか?
きちんと地面を蹴ることができないかもしれません。
チェック3 足や指が赤くなっていませんか?
靴の幅があっていないかもしれません。(※靴の幅は、狭すぎても広すぎても足や指が靴にあたってしまいます。)
チェック4 足にまめができていませんか?
靴が足の大きさにあっていないため、足があたっているのかもしれません。(※靴が小さい場合だけでなく、靴が大きい(幅が太い)と足が前に滑りだして結果的に足があたってしまいます。)
チェック5 長時間その靴を履いていると疲れませんか?
足のアーチが弱くなっているかもしれません。
 
     

ワイズとサイズの写真 そこで、自分の足にあった靴選びのポイントをご紹介します。まず、サイズとワイズを正確に測り、自分の足の大きさを知ってください。

●靴を選ぶ際のポイント
1. 足の指が動かせるだけのゆとりがある
2. 足の甲の部分まで覆われている
3. かかとがしっかり包み込まれている
4. できるだけかかとの接着面が広く、3〜5cmの高さがある
5. 足の指の関節部分で曲げることができる
6. 蹴りだしを補助するような靴底に適度な硬さと弾力がある

▼かかとの包み込み ▼適度な硬さと弾力 ▼関節で曲がる

以上の方法で靴を選んだら、必ず試しに履いて歩いてみてください。歩いて見た時に、足のどこにも当たらないか、きちんと蹴ることができるか、大きさは合っているか、幅が狭くないか、などを確認してみてください。
転ばないためにも、靴選びは大切ですので、面倒がらずに時間をかけて選んでください。


( 監修 / 武藤芳照:日体大総合研究所 所長、東京大学 名誉教授 )
協力:暮しの手帖社, 後援:日本骨粗鬆症学会 C yutakanahone-suishin-iinkai