関節痛〜ひざ・肩〜

自宅でできる、介護予防体操

がんばった人には、効果ありー毎日つづけよう

変形性ひざ関節症や脊柱管狭窄症などによって介護が必要になった人でも、毎日コツコツと体操を実践することで、病気の進行を遅らせたり、症状が改善されたりします。実際に、要介護者が体操を続けた結果、どのような効果があったかをご紹介します。

ダイナミックフラミンゴ療法の実例

イラストのダイナミックフラミンゴ療法(開眼片足起立訓練)を半年間、実践した軽度要介護者88人の介護度の変化をみたところ、42%(37人)が介護度が軽くなり、41%(36人)が現状維持となりました。

ダイナミックフラミンゴ療法(開眼片足起立訓練)は、転倒・骨折を予防するための運動療法として比較的安全に、また限られた空間で実践できる運動です。決められた回数を毎日続けることで、効果があがります。整形外科医と相談のうえご自分の状態を調べてもらいましょう。定期的な効果チェックを受けながら、ご自宅でもできる介護予防体操をはじめてみてはいかがでしょうか。

ロコチェック

バランス能力や筋力の低下によって転びやすいからだになっていないかをセルフチェックしましょう。

片脚立ちで靴下がはけない
家の中でつまずいたり滑ったりする
階段を上るのに手すりが必要である
横断歩道を青信号で渡りきれない
15分くらい続けて歩けない
2kg程度の買い物(1Lの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
ロコチェックで1つでもあてはまる方は、日頃から運動器の健康に注意をはらったり、毎日少しずつでも歩いたり、体操したり予防を心がけましょう。すでに腰やひざなどに痛みを感じていたり、バランスがとれずに不安定で転倒が心配な方は、早期に整形外科専門医にみてもらいましょう。
( 監修 / 藤野圭司 先生:藤野整形外科医院 院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai