関節痛〜ひざ・肩〜

「ロコモ」って知っていますか?

ロコモとは、足腰が弱くなり、転倒・骨折の危険性が高くなった状態

超高齢化社会を迎え、長寿だけでなく健康寿命が望まれるようになりました。そのため、健診による早期発見や予防意識が高まっています。
私たちのからだは、中身(消化器や循環器など)だけでなく、それらの容れものである骨や関節、筋肉などの運動器もあり、そのどちらも健康でありたいものです。内臓肥満が引き起こす疾患の予防啓発の「メタボ(メタボリックシンドローム)」はよく耳にしますね。同様に、介護の原因となる疾患を早期に見つけ、予防するためのわかりやすい基準として「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」があります。

ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは?

まずは、やってみよう!ロコチェック

バランス能力や筋力の低下によって転びやすいからだになっていないかをセルフチェックしましょう。

片脚立ちで靴下がはけない
家の中でつまずいたり滑ったりする
階段を上るのに手すりが必要である
横断歩道を青信号で渡りきれない
15分くらい続けて歩けない
2kg程度の買い物(1Lの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である

ロコチェックにあてはまったら、いまから予防を

ロコチェックの結果、1つでも当てはまる方は「ロコモ」かもしれません。介護が必要だったり、将来、必要になったりするかもしれないということです。介護(要支援・要介護)の原因には、変形性ひざ関節症や骨折・転倒など中高年以上の女性がなりやすい運動器の障害が多くあります。
ロコチェックで1つでもあてはまる方は、日頃から運動器の健康に注意をはらったり、毎日少しずつでも歩いたり、体操したり予防を心がけましょう。すでに腰やひざなどに痛みを感じていたり、バランスがとれずに不安定で転倒が心配な方は、早期に整形外科専門医にみてもらいましょう。ロコモが進んでしまったら、適切な治療を始めることが介護予防の第一歩です。

( 監修 / 藤野圭司 先生:藤野整形外科医院 院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai